
「さやか、たまには僕が料理作るから休んでいいよ」
夫からのその言葉に、一瞬ほっとしたのもつかの間。キッチンから聞こえてくる不安な音と、結局できあがったのは焦げたチャーハンと味付けの濃すぎる味噌汁…。
子どもたちは「パパの料理、がんばったね」と優しく言いながらも、お箸が進まない様子。
翌日、夫は恐る恐る切り出しました。「やっぱり僕の料理じゃダメだね…宅食サービスとか試してみたらどう?」
私、高橋さやかは38歳、東京世田谷区在住。IT企業でマーケティングマネージャーとして働きながら、8歳の息子と5歳の娘の子育てに奮闘中です。平日はオフィスとリモートワークのハイブリッド勤務。毎日の夕食準備は本当に悩みの種でした。栄養バランスを考えた食事を用意したいけれど、仕事終わりにスーパーに寄って、献立を考えて…その余裕がない日々。
夫の「宅食サービス」という言葉に、最初は「なんだか負けた気がする」と思ったのも事実。でも、毎日19時過ぎの帰宅後にバタバタと作る食事より、家族との時間を大切にしたい。そんな気持ちから、宅食サービスを調べ始めました。
宅食初心者の失敗談?ネット情報だけで選んだ結果…
初めて注文した宅食サービスは、ネットの口コミ評価が高かったというだけの理由で選んだもの。「健康的」「時短」というキーワードだけで飛びついてしまいました。
届いた食事は確かに手軽でしたが…。
「ママ、これ苦いよ?」と娘。
「同じおかずばっかりだね」と息子。
そう、私が見落としていたのは「家族の好み」と「メニューの多様性」という大切なポイント。結局、半分は食べ残しになり、むしろ食費は増加。これは失敗だったと痛感しました。
賢い宅食選びのポイントとは?実体験から分かった3つの重要項目
この失敗から学び、私なりに宅食選びの基準を設けました。
- カスタマイズ性と選べるメニュー数
家族それぞれの好みに対応できるか?メニューが豊富で飽きないか? - 鮮度と保存方法の違い
冷凍?冷蔵?どれくらい日持ちするのか?解凍後の味は? - コスパと栄養バランス
価格だけでなく、栄養価も含めた総合的な価値
働くママが本当に満足できた宅食サービス3選
何度か試行錯誤を重ねた結果、わが家で特に重宝したのが以下のサービスです。
■ メニュー選択の自由度で選ぶなら
カスタマイズ性を重視するなら、CHEFBOXがおすすめ。毎週のメニューから好きなものだけを選べるので、「これは子どもが食べない」というものを避けられます。我が家では「今週何にする?」と家族会議が楽しみになりました。特に息子が「次はこれ食べたい!」と積極的に選ぶようになったのが嬉しい変化です。
■ 忙しい平日の味方!冷蔵惣菜タイプ
特に忙しい日は温めるだけですぐ食べられる「【ツクリオ】」の冷蔵惣菜がとても助かります。冷凍品より自然な味わいで、レンジで1分程度で準備完了。「今日作ったの?」と夫に聞かれて思わずニヤリとしてしまったことも。手作りに近い味わいながら、時短できるのが魅力です。
■ バランスとコスパを両立するなら
「食のそよ風」は栄養士監修のメニューで、子どもの成長に必要な栄養素もしっかり考えられています。価格も比較的リーズナブルで、コスパ重視の方に向いています。特に娘が野菜嫌いなのですが、ここのメニューだと「おいしい!」と言って食べてくれるのが不思議。調理法や味付けの工夫があるようです。
宅食導入で変わった我が家の夕食時間
宅食を上手に活用するようになって、帰宅後のバタバタ感が劇的に減りました。以前は料理に追われて子どもたちの宿題を見る余裕もなかったのに、今では食事前に学校の話を聞いたり、一緒に宿題を見たりする時間が生まれています。
また、意外な効果として「週末の料理が楽しくなった」ことも。平日の料理ストレスがなくなったからこそ、週末はじっくり料理を楽しめるようになりました。娘と一緒にクッキーを焼いたり、息子と餃子を包んだり…以前はやる気が起きなかった「料理の楽しさ」を家族で共有できるようになったんです。
まとめ:宅食は「手抜き」ではなく「賢い選択」
働くママにとって、宅食サービスの利用は決して「手抜き」ではありません。限られた時間の中で家族の健康と幸せを最優先する「賢い選択」だと私は考えています。
大切なのは自分の家庭に合ったサービスを選ぶこと。メニューの多様性、保存方法、価格帯…それぞれの特徴をしっかり見極めて、自分の家庭のニーズに合ったものを選びましょう。
最初から完璧な選択ができなくても大丈夫。私のように試行錯誤しながら、自分の家庭に最適な食事スタイルを見つけていけばいいのです。
ぜひ皆さんも、家族との大切な時間を取り戻すきっかけにしてみてください。



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